将棋からきた言葉 ②

史上最年少での七冠を達成した将棋の藤井聡太君が「王位戦」第一局に勝利して好スタートを切りました。史上初の八大タイトル完全制覇目前の彼の活躍からますます目が離せません。そこで今回も将棋を語源とする言葉をいくつか紹介します。

投手の持ち駒が尽きて試合に負けてしまった

「持ち駒」とは、自分が自由に動かすことのできる人や物のことを言います。相手から奪って自分の手元にある駒をこのように呼ぶことからきています。

僕の人生、とうとう詰み

「詰み」とは、何をやっても防ぎようのない、もう終わりだという意味です。王将の逃げ道がなくなることを「詰み」というところからきた言葉です。

衆議院の解散は必至

「必至」とは、物事が必ずそうなることや、避けられない状態のことをいいます。次の手で必ず王将が詰む、受ける方法がない状態を「必至をかける」と言いますが、ここからきた言葉です。

桂馬の高上がり

「桂馬」は一マス飛び越して斜めに進む駒です。そのため進みすぎると前にも後ろにも行けず、身動きが取れなくなります。そこから、出すぎて身分不相応な地位に上がってしまい、実力が伴わずに失敗してしまうことのたとえとして用いられます。弱い「歩」に取られてしまうこともあることから、「桂馬の高跳び歩の餌食」とも言います。