9月21日の月曜日は「敬老の日」で祝日でしたね。今年は9月23日の秋分の日も重なり5連休となりました。シルバーウィークの予定を楽しみにしていた人も多かったと思いますが、残念なことに台風の襲来により、せっかくのシルバーウィークが台無しになってしまいました。
もともと敬老の日は、長年にわたり社会に尽くしてきたお年寄りを敬愛し、長寿を祝うことを趣旨としています。お爺ちゃん、お婆ちゃんに贈り物をしたり、一緒に食事や旅行などした人も多かったと思います。では、敬老の日はいつから始まったのでしょうか。
敬老の日は1947年、兵庫県多可郡野間谷村で始まりました。当時は戦後の混乱期で、戦争で子供や孫を失い精神的に疲弊している老人がたくさんいました。でも若い人も日々の生活で精いっぱいで、老人に目を向ける人はいなかったそうです。
そこで当時、野間谷村の村長であった門脇政夫氏が、お年寄りを大切にし、お年寄りの知恵を借りて戦後の新しい村を作ろうという趣旨で、 毎年9月15日を「年寄りの日」と定め、55歳以上の人を集めて慰労会を開いたのが発端です。
9月15日としたのは、9月中旬は農閑期であり気候も穏やかだったからだそうです。その後、「年寄りの日」は「老人の日」と呼ばれるようになり、この日に老人を集めて慰労する催しが全国各地に広がっていきました。そして1966年、「敬老の日」として国民の祝日となりました。
2002年までは毎年9月15日を敬老の日としていましたが、2001年の祝日法改正によるハッピーマンデー制度の実施により、2003年から9月の第3月曜日になりました。これ以降、9月の第3月曜日が敬老の日となり、9月15日という日付け上の縛りはなくなっています。
ところで、外国にも日本の「敬老の日」に相当する記念日があります。アメリカでは9月の第1月曜日の次の日曜日が「祖父母の日」、中華人民共和国では旧暦の9月9日を「高齢者の日」、韓国では10月2日を「老人の日」、イタリアでも同じく10月2日を「敬老の日」としています。