野球のルールはキリスト教が起源!?

今年は3年ぶりにWBCが始まります。大谷翔平、村上宗隆、山本由伸、菊池雄星などの選手たちの活躍が楽しみです。侍ジャパンは今回もリーグ戦を勝ち抜き、決勝まで進んで優勝してほしいですね。ただ、各国の試合が地上波ではなくネットフリックスでしか見られないのは少し残念に思います。

ところで、日本人に根強い人気がある野球は、2チームが攻撃と守備を交代しながら9回まで戦うスポーツです。ではなぜ「9回」という区切りが設けられたのでしょうか? これ以外にも、「ストライク3回で1アウト」「3アウトで攻守交替」とか野球のルールには、なぜか「3」という数字が含まれています。

野球が誕生したのは19世紀中頃のアメリカですが、当時のルールではどちらかのチームが21点を獲得したら試合終了と決められていました。これだとすぐにゲームが終わる場合もあれば、決着がつかず長時間に及ぶ場合もありました。

このルールに反発したのが、何とコックさんたち。当時は試合が終わると親交を深めるためのパーティが開かれていたのですが、点数制のルールでは試合が終了する時間がまったく予測できず、料理を作るタイミングがわからず困っていました。そこで試合を点数制ではなく、終了時間が読める9回制にルールが変更されたそうです。

1ゲームが「9回」になった理由にはキリスト教の思想を起源とする説があります。これはキリスト教では三位一体説など「3」を聖なる数字としており、3を3回繰り返せば完全になると考えられたからという説です。野球のルールで、「3振で1アウト」「3アウトで攻守交替」となるのもこの三位一体の考え方が影響しているそうです。

1ゲームが9回制になった別の理由として、当時のアメリカでは12進法が一般的だったため、3の倍数を区切りとしていくと、9回が時間的に適切だったという説もあります。

野球は1ゲーム9回制以外にも、1チーム「9人」で行う競技で、「3振」「3ストライクで1アウト」「3アウトで攻守交代」など「3」という数字や「3」の倍数がルール上多く含まれるスポーツです。こうしたところにもキリスト教の思想が影響しているのかもしれませんね。