歌舞伎から生まれた言葉①
江戸時代から続く日本の伝統芸能の一つに歌舞伎があります。私たちは、そこから生まれた言葉を現在でも日常的に使っています。歌舞伎がもとになった言葉には身近なものがたくさんあり、今回から複数回に分けて、言葉の成り立ちと意味につ …
江戸時代から続く日本の伝統芸能の一つに歌舞伎があります。私たちは、そこから生まれた言葉を現在でも日常的に使っています。歌舞伎がもとになった言葉には身近なものがたくさんあり、今回から複数回に分けて、言葉の成り立ちと意味につ …
皆さんは「100円ショップ」を利用しますか? かわいらしいもの、便利なものがどれも100円で売っているのでついつい買い過ぎでしまうこともありますね。 こうした均一料金のお店は現代に登場したものと思いきや、実は江戸時代にも …
・問題が「起きる」 ・問題が「起こる」 皆さんはどちらの表現を使いますか? 意見が分かれるでしょうが、どちらの言い方も誤りではありません。 では、「問題」の部分を「赤ちゃん」に変えたらどうでしょうか。「赤ちゃんが起きる」 …
みなさんは、年月日の年を表記するときに元号(和暦)を使いますか? それとも西暦を使いますか? 指定があればそれに従うでしょうが、多くの場合は西暦で表記することが多いのではないでしょうか。グローバル化した現代社会ではどうし …
「地」という感じの読み方は何ですか? と聞かれたら、もちろん答えは「ち」または「ぢ」ですね。では、「地面」という熟語になったら読みはどのように表記するでしょうか。「ぢめん」? いえいえ、正解は「じめん」です。おかしいです …
私たちは昼間、知り合いや友人に会ったら「こんにちは」と言います。別れるときには「さようなら」と言いますよね。 「こんにちは」は「今日(こんにち)はいい日和ですね」「今日(こんにち)は御機嫌いかがですか」などの下の部分を省 …
私たちは人に手伝ってもらったり親切にしてもらったりしたときには「ありがとう」と言います。この「ありがとう」は「ありがたい」が変化していった言葉で、「有り難い ⇒ 有ることが難しい ⇒ めったにない ⇒ 珍しくて貴重だ」と …
私たちは日常生活の中で、朝起きて家族と顔を合わせたら最初に「おはよう」と言いますね。朝食を食べる前には「いただきます」、食事が終わったら「ごちそうさま」と言います。 「おはよう」には、もとは「お早いお出かけですね」とか「 …
自分自身を指していう言葉には「わたし」「おれ」「ぼく」などがあります。 「わたし」は「わたくし」のくだけた言い方で「我(われ・わが)」が元だと考えられています。「わたくし(私)」はもともとは「おおやけ(公)」に対する個人 …
『母』という漢字は何と読みますか?訓読みなら「はは」、音読みなら「ぼ」ですね。では、『お母さん』という言葉の場合は何と読むでしょうか?これも簡単。「おかあさん」ですね。『母』という漢字を「はは」でも「ぼ」でもなく「かあ」 …