日本語の由来 二人称編②
日本語で相手のことを指していう言葉に「おまえ」「きさま」という言葉があります。これらは現在では主に相手に怒りをぶつけたり、ののしるときに使われます。でも意外なことに昔は、これらは相手を敬う言葉だったのです。 「おまえ」は …
日本語で相手のことを指していう言葉に「おまえ」「きさま」という言葉があります。これらは現在では主に相手に怒りをぶつけたり、ののしるときに使われます。でも意外なことに昔は、これらは相手を敬う言葉だったのです。 「おまえ」は …
日本語で相手のことを指していう言葉には、「あなた」「きみ」「おまえ」「きさま」などがあります。 「あなた」は対等か自分より目下の相手に対して軽い敬意をもって呼ぶ場合や、妻が夫を呼ぶ時に使われます。この言葉はもともと離れた …
よく漢字テストに出題される問題です。「ハツ詣でに行って合格キ願をした」のカタカナの下線部分を漢字で書いてみて下さい。正しく書けましたか? 問題の漢字には「衤(ころもへん)」「礻(しめすへん)」がそれぞれ使われています。「 …
家族以外の人に自分の家族のことを伝える時、夫が「うちの女房」と言ったり、妻が「うちの亭主」などと言っているのを聞いた事がありますよね。 「亭主」は夫のことです。「亭」という言葉は「宿」や「屋」と同様に建物を、「主」は主人 …
日本では子供が自分の両親を呼ぶとき、「パパ」「ママ」と言う人もいますが、多くは「おとうさん」「おかあさん」と呼びますね。 「おとうさん」の「とう」は日本固有の古い言葉で「尊い(とうとい)」という意味です。尊い人なので「と …
「姉妹都市」という言葉があります。親善や友好、文化交流を目的として特別な関係を結んだ都市同士のことです。 これ以外にも、「姉妹」のついた言葉があります。たとえば「姉妹校」「姉妹店」などですが、何らかの関係性があったり、似 …
家電量販店などに行くと、4Kや8Kの薄型大画面のデジタルテレビが店頭に並んでいます。すこし前は50型あたりが一番大きなサイズでしたが、最近は60型や80型など画面がどんどん大きくなり、大迫力を売りにした商品が多いようです …
私たちが毎日目にする紙にお札があります。現在、発行され流通しているお札は一万円札、五千円札、ほとんど目にする機会はないですが二千円札、そして千円札の4種類ですね。 金額が大きくなるとサイズも大きくなるような印象があります …
畳は世界に誇る日本固有の文化で、その歴史は平安時代までさかのぼることができます。その頃の畳は今よりもずっとサイズが小さく、板敷の床の一部に敷く形式で使用され来客があった時などに座布団のように使われていました。 室町時代に …
皆さんが毎日勉強のために使っているテキストやノート、問題集。これらの大きさはたいていA4版かB5版ですね。ここでいうA版、B版というのは用紙のサイズを表す単位です。このうちA版はドイツの基準を採用しています。 古くから、 …